金属の汚れは酸洗いで取り除こう!薬剤の特徴と正しい扱い方について

2017年8月28日 / By :

金属製品に生じる汚れの特徴

金属製品は成形の際に金型から綺麗に剥がすための薬剤を使用することがあります。剥離用の薬剤は経年劣化で変質すると金属を傷めてしまう原因になります。また、金属は傷が付いた部分に水や塩分などの汚れが付着するとサビが生じてしまいます。サビは金属の耐久性を大きく低下させてしまうため、早急な除去が必要です。サビ以外にも油脂の成分は変色の原因になるため、日頃から状態を確認して汚れを取り除くことが大切です。金属製品を良好な状態に保つためには正しい扱い方を厳守する他、定期的に酸洗いを行って汚れを洗い流すのが効果的な対処法になります。

酸洗いのメリットと作業を安全に行う工夫

酸洗いは酸性の薬剤で金属製品を洗浄する作業を指します。酸の成分で汚れを溶解させるので時間をかけずに綺麗な仕上がりにすることが出来るのが大きな利点です。また、強くこする必要もないので金属製品に傷が付く心配がありません。その一方で酸洗いに使う薬剤は人体に有害な成分が含まれているので、酸洗いを行う際は肌に触れないように慎重に作業を進めることが重要になります。手袋などの保護具を使う他、蒸気を吸引しないように作業場を十分に換気するのも事故を防ぐための工夫です。また、酸洗いの際に生じた汚水もそのまま排出すると周囲を汚染してしまうので、中和剤を加えて無毒化する作業が必要です。専門業者に作業を依頼するのが無難な対処法ですが、自分で処理を行う場合は適量の使用に留めて排出も最小限に抑えることを心がけます。

酸洗いは金属製品の汚れを酸性の薬剤で洗浄する作業です。薬剤は有害な成分が含まれているので手袋などの保護具を着用して肌を守ります。また、作業場を換気して有害な蒸気を拡散させるのも事故防止の心得です。